アースターミナル付接地コンセント解説 後編

投稿日: カテゴリー: コンセント解説

アースターミナル付接地コンセント

 

皆さまおはようございます

3月も半ばに入り、気温もプラスが増えて少しずつ暖かくなってきましたね

雪が溶けるまではまだまだかかりますが、春が待ち遠しいです

 

さて、今日は前回の続き、アースターミナル付接地コンセントの「接地」部分の解説を致します

 

上の写真の赤い丸で囲まれた穴が「接地」=「接地極」です

普段使う縦に二本の穴が空いているコンセントと違い、3つ目の穴が空いているのがわかります

この穴は前回解説したアースターミナルと同じく、アースを接続し漏電した電流を逃がす機能があります

 

アースターミナルも接地極も目的は同じで、形に合ったほうを利用します

つなぎ方の違いだけ、とも言えますね

 

そして接地極付コンセントに対応するプラグが

こちらの接地極付プラグとなります

普通のプラグと違い、3本目の丸い棒があり、これがアースの役割を果たします

(このプラグの場合、溝に折りたたんで普通のプラグと同じように使うこともできます)

 

使い方は簡単で

このように普通のコンセントと同じように差し込むことができます

アースターミナルのような作業が要らずに便利ですが、あまり普及してません

ご家庭ではアースターミナルを使う場面が多いかと思います

 

整理しますと

・アース線が延びている ⇒ アースターミナル

・プラグに下写真のような棒がある ⇒ 接地極

・両方無い ⇒ アースが使えない

この3種類に分けることが出来ます

 

アースターミナルと接地極の解説は以上となります

普段意識する場面は少ないと思いますが、安全に係わる大事な部分です

この機会にもう一度洗濯機などのコンセントをよく見て、確認してみることをお勧めします

次回はスイッチについて解説予定です ご覧頂きありがとうございました