アースターミナル付接地コンセント解説 前編

投稿日: カテゴリー: コンセント解説

アースターミナル付接地コンセント

 

皆さまこんにちは 前回投稿より少し間が空いてしまい申し訳ありません

今日も新しいコンセントをご紹介いたします

今日ご紹介するのはこちらの

アースターミナル付接地コンセント 外観

アースターミナル付接地コンセントです

今回は名前にある「アースターミナル」部分について詳しく解説します

 

<<アースターミナル>>

アースターミナルとは、コンセント下部分の蓋の中にある、アース線を接続する部分です

(アース線についてはこちらのページで解説しております)

アースターミナル

 

蓋を開けるとこのようになっており、ネジを緩めるとアース線を接続できる隙間が出来ます

(穴が空いており、そこにアース線を押し込むだけで接続できるタイプもあるようです)

アース線を接続することにより、漏電時に電気を安全に地面に逃がすことができ、感電の可能性を抑えることが出来ます

 

(アース線付きプラグの一例)

アース線付プラグ

 

それでは、作業手順を解説していきます

まずは蓋の隙間にマイナスドライバーなどを挟んで蓋を開きます

<蓋を開いた状態>

蓋が開いた状態

 

蓋を開いたらネジが現れますので、プラスドライバーで緩めて隙間を作ります

<ネジを緩めた状態>

ネジを緩めた状態

見辛いですが、わずかに隙間が空きました

 

これに家電のプラグなどから伸びているアース線を接続します

<アース線を接続した状態>

アース線接続

 

アース線が外れないようにネジを締め、蓋を閉じてプラグを差し込めば作業終了です

接続完了

 

以上でアースターミナルの解説は終了となります

アースターミナルにアース線を接続する作業は、資格が無くても可能です

ご利用中の家電にアース線があり、近くにアースターミナル付コンセントがあるなら、接続されることをお勧めいたします

とくに洗濯機などの水周りの家電は漏電の危険も高いので、可能な限りアース線を接続しましょう

洗濯機置き場など、設置が想定されている場所にはアースターミナル付コンセントがあるはずです

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました 次回は「接地」部分を解説いたします